すでに1日経過したにも関わらず、いまだ余韻冷めやらず、といういった具合です。
後夜祀なんぞやっていたせいで、ご挨拶が1日遅れなのもご愛嬌って、
姫様が言ってた。
こちらは本物の1日限りの後夜祀、気づいた方ごめんなさい。
気づかなかった方、良かったね(満面の笑み)。
とにかくとにかく、今年は特にバラエティにとんだ劉備殿が拝見できて、
胸一杯、涙腺ゆるゆる、なぜかおかしいな、腹筋も痛いけども、
素敵な一日でした。
もう、ありえないほど感想などいただいてしまって、
これから徐々にお返事しようと思います、
例のごとくあの人が。
というわけで、お返事のお願いが出来まして、了承得られましたら、
折り畳みより順次いたします。
もう少々お待ちください。
交渉成立は26日の夜には必ず!!
というわけで、昭烈帝忌辰祀典を毎年立ち上げてくださっている、
委員会の皆様方、
そして劉備殿への想いを素敵な作品で表現してくださった方々、
参列者の皆さま、
ありがとうございました、お疲れ様でした!!
26日夕方
お返事できましたので、折り畳みよりよろしかったら!
それでは、改めましていただいたありがたいお言葉にお返事を、
と思うのですが、これは毎年のごとく私ではなく劉備殿へ宛てたもの、
ということにしまして、今年は少々危なっかしいのですが、
劉備殿へお願いしてありますので、どうぞよろしくです。
(お返事中、彼らの言葉を重視しますので、敬称略になる部分があります、先にお断り申しあげておきます)
劉備「おい、こいつ、また今年も私に丸投げするらしいのだが、雲長、もうあれだよな、色々ばれているんだから、【俺】でいいんだろう?」
関羽「まあ、そうだな、俺もこのまま行く」
劉備「じゃあ、俺としてはみんなありがとう! で済ませたいところだが」
関羽「さすがにそれはどうだろうな」
劉備「俺らしくないか?」
関羽「いや、非常に玄徳らしいが、年に一回の話だ。やることをやっておけば、酒も美味い」
劉備「なるほど、そうか。じゃあやる」
張飛「(相変わらず、雲長の兄者は玄徳の兄者操るの上手いよなあ)」
>栗まんぢう様
劉備「お前のことべた褒めじゃん」
関羽「そのようだな」
劉備「他人事みたいに言うなぁ。ま、この俺にあんなこと持ちかけてきたぐらいだ。肝が据わっているってえ時点で、凄いけどな」
関羽「玄徳も、矛盾をはらんだミステリアス、などと言われているが?」
劉備「はっはっは、どうだ参ったか」
関羽「単純な男だな。うむ、だが諸葛亮や趙雲も、この者が言う一面は確かにあるだろうな」
劉備「ま、真っ白い人間なんて気味が悪いってことだ」
関羽「後夜祀まで読んでくれたようだ、礼を言う」
張飛「あ、俺のこと書いてあるのか? って、可愛いってなんだよ、可愛いって!!」
劉関「間違ってないな」
劉備「俺らの最後がらしいって言ってくれているぞ」
関羽「理解者が我ら以外にも居たのですな」
>まつは様
劉備「返信不要、とあるが」
関羽「うむ、だが後夜祀のアレに気づいてしまった者のようだ」
劉備「同情する」
>雪藍様
劉備「俺と雲長の関係がシリアスだが色っぽいって書いてあるが!」
関羽「はは、面白き表現ではないのか?」
劉備「そうかー? ま、あれだな。劉備って言う【私】が、お前が居ないと保てないってのは合ってるけどな。だって、そういう誓いだろう?」
関羽「そうだな」
>カ変様
劉備「くろい とく と書いて玄徳と読むのか、って話だけど、あれってお前の出まかせだろう?」
関羽「出まかせとは酷いな。あれは向こうの人間が勝手に作ったのだ(注・あまのの創作です。劉備のあざなに関しては色々解釈あると思うので、その一つを取り上げてみました)」
劉備「ま、その口車に乗せられたんだから、言霊ってやつは本当にあるんだろうな」
関羽「俺が玄徳をマネージメントした、という発想が面白い、とのことだ」
劉備「てへ、とか言っているぞ、あいつ。頭はたいておいて良いか?」
>masayon様
劉備「俺の独白から始まった一言が良かった、と言っている」
関羽「礼を言っておいたほうが良いぞ」
劉備「そういうものか? あと、俺が最後に【玄】を選んだことが、俺の魅力だって」
関羽「それは俺も異論はない。むしろそれこそが俺が玄徳を見込んだ部分だからな」
劉備「なんか、そう正面から褒められると尻が痒くなるがどうしたらいい」
関羽「とりあえず耳を塞いでおけ。おい、益徳」
張飛「あいよ、ほれ、兄者(と、劉備の耳を塞ぐ)」
関羽「魂の底で俺と玄徳が結ばれていた、とはやはり終わってから感じたことではあるな。
だが、俺は本当にこいつを選んで後悔はなかったし、むしろ誇りにすら思っている。だが、義勇軍時代の玄徳が可愛かったのか、と言うと、まだまだ黒と白を行ったり来たりして、それは大変だったのだ。それもいま振り返れば懐かしき思い出であるな。masayonの言うとおり、あそこで【玄】を選んでこその、劉玄徳である」
張飛「俺たちの仲がいいのもぷらいすれすって言っているし、こいついい奴だな!」
劉備「おーい、なんだ、なんの話してんだ!!」
>緋瑛様
劉備「お前が俺をどう見ていたか、だってよ」
関羽「はは、どう見ていたのだろうな」
劉備「照れ臭くて隠そうとするなって、ほれ、言ってみろ」
関羽「緋瑛が言っているように、そういうのは玄徳と益徳の前でしかやらん。ここでは言えぬな」
劉備「俺たちの前でだって言わねえくせにな。なあ、益徳?」
張飛「聞いたことねえな!」
関羽「大体、俺が珍しいことをすると、お前たちは心底おどろくか、大笑いするかではないか。だからせんのだ」
劉備「ま、雲長のあんなところみんなが知ったら、あの曹操だって欲しいって思ったかどうか分からないし」
張飛「そうそう」
>八尾様
劉備「好みどストライクだってよ、へっへ」
関羽「そういう顔見せると、暴投だがな」
劉備「うっさい! まあしかし俺に羊の皮を被せよう、とか思うのはお前ぐらいだったろうな」
関羽「人が苦労して被せて馴染ませた皮を、あっさり破り捨てる器もまた、お前ぐらいだろうよ」
劉備「はは、惚れたか惚れたか!」
関羽「黙れ」
>さわら様
劉備「おい、お前さわら泣かしたらしいぞ」
関羽「お前であろう、玄徳」
劉備「俺のあざなの解釈、ああいう解釈もあるってことで、楽しんでもらえたなら嬉しいな」
関羽「それは俺の台詞ではないのか?」
劉備「雲長とは付き合い長いからなあ。だって信じられないことに、人生の半分以上一緒なんだぜ? 普通家族よりも濃いーよ」
関羽「そう考えると、確かにな」
張飛「俺、そんな二人の息子みたいだって、言われてるんだけど?」
劉備「子はかすがいってな」
関羽「益徳に救われることは多いな」
>馬吉様
劉備「俺はする」
関羽「二度目は格好良くないぞ、玄徳」
劉備「なんだ、キメ顔で言ってやったのに!」
関羽「向こうでにやにやしている者が書いた俺が理想だ、と馬吉は言っている」
劉備「ま、あっちで小躍りしている奴が初めに書いたのが、俺とお前の話だからっていうのも関係しているのかもしれないが」
関羽「うむ、そうだな。これからも馬吉の理想の関雲長を書いていけ、と伝えておく」
>りりか様
劉備「俺がお前に当り散らしている様子で、飯が三杯いける、と言っているぞ」
関羽「嬉しそうにしないでくれないか。いくら俺が頑丈とて、お前だって強いのだ。まあ、今回に限り、俺がお前のそれらを受け入れる、と決意したから構わないが……」
劉備「なんか、向こうでも、私も三杯軽い軽い、とか言っているみたいだが」
関羽「この二人は……」
劉備「互いに長生と玄徳で呼び合っていたり、義兄弟でありながら、どこか同胞であったり、まあ俺と雲長はなんかな、そういう感じだわな」
関羽「うむ、そういうことだ」
劉備「あーっと、あとりりかは後夜祀のアレに気づいてしまった奴か。ま、色々ほんとに悪かった、許せ!」
関羽「……軽いな、それ」
張飛「せっかく俺が綺麗に締めてやったのにさあ」
劉備「だけど、向こうでも俺……じゃないな、どこかの誰かとお前の距離感がジャストだって言ってる」
関羽「はははは、俺……ではないな。どこかの関雲長がアレとの距離感をあそこまで生み出すのに、苦労したあたりは話したくもないらしいが」
張飛「雲長の兄者、顔ひきつってやんの」
>はるぽん様
劉備「相変わらず、こいつの送ってくる感想は表現豊かだな。俺には到底思いつかん」
関羽「誰も玄徳にそんな期待はしてないから安心しろ」
張飛「アンハッピーじゃないって言ってくれてて、俺も嬉しいぞー!」
劉関「お前は完全に幸せで死んだんだって!」
劉備「伊達に長いこと、色んなこと一緒にやってこなかったってことが、まあ端々に出ていたってことか」
関羽「ま、そうであるな」
張飛「俺たち三人が揃ってあれこれ反省会ってのも面白かったってよ」
劉備「やはり、三人揃っていると楽しくなるのは、不思議だな」
関羽「しかり」
劉備「ところで、こいつもアレに気づいた口か」
関羽「そのようだが、だいぶ好意的に受け取ってくれたようだ、うむ、ありがたいことだ」
劉備「警護の兵は、まあ見ている奴らの代弁だな、完全に。アレは確かに柱の影から見ていたほうが安全だ」
関羽「だが、容易く見つけてくる可能性があるので、しかと距離は見計らって女官の仕事を勤めるとよい」
>櫻鞠華様
劉備「雲長が俺のストッパーか」
関羽「どうだ?」
劉備「ま、そうだよな。【私】にとってはお前が必要だったのは間違いない」
関羽「では、【俺】にとっては俺は必要であったか?」
劉備「必要じゃなかったら、一緒に居ないよ」
関羽「はっは、確かに確かに。俺が提案したことだ。お前の本当の部分、知るのは俺と益徳ぐらいで十分だ。そういう辺りを楽しんでもらえたとは、幸いなことだ」
>かなた様
劉備「お前の存在が、ともすれば崩れそうになる俺の『徳』を守っていた……か」
関羽「かなたは本当に毎回真髄を突く言葉をかけてくるようだ。少なくとも、俺とお前の義兄弟、という関係は、そこに尽きるのやも知れぬ」
劉備「誓いのための兄弟の契りだとしても、俺はお前を、お前は俺をそれぞれ守っていた、と今なら思える」
関羽「たまには、長兄らしいことを言ったな、玄徳」
劉備「なんだよ!」
>ミジ様
劉備「ほら、見ろ。お前が俺を残したせいで、泣いている奴がここにも居るぞ」
関羽「……すまん」
劉備「って、ああ、冗談だ、責めているわけないだろう、それはもう無しだって」
関羽「しかし、俺が仁徳者劉玄徳をせっかくプロデュースした、というのに、お前もまあ随分とあっさり台無しにしてくれたものだ」
劉備「だからー、それはなしだって。お前だって、俺がああなることは覚悟してたんだろう? 見たい、とか思ったんだろう?」
関羽「人の痛いところを平気でつくな、玄徳よ」
劉備「はっはっは、だってチョイ悪だからな!」
>和沙倉様
劉備「へへー、かっこいいってよ、かっこいいってよ」
関羽「嬉しそうだな、玄徳」
劉備「だって【私】のほうでは随分ちやほやされたけど、【俺】のほうじゃ隠しているわけだからさ、中々無いだろう?」
関羽「それはそうだがな」
劉備「お前なんか、そんな俺に惚れてるの気づくのが、最期の最期だもんさあ、遅いって!」
関羽「許す、と和沙倉は言っているではないか」
劉備「だってさー」
関羽「お前とて、呪いだとか枷だとか、散々言っているではないか。曹操にも危うく崩されるところであったし」
劉備「それは言いっこなしだ」
関羽「もう一度、きちんと互いに話し合い、誓えば良い、とのことだ、どうする?」
劉備「えー、もう忘れたからいいわ」
関羽「本当に、【俺】のときのお前は緩い」
劉備「それより、こいつもアレに気づいたのか、悪かったな」
関羽「すべてをぶち壊すオチで本当にすまなかった、と向こうで平謝りしている者がいるが……まあ、これからもアレ……あの方の活躍を見守っていてくれ(棒)」
張飛「終わったかー?」
劉備「あ、途中から話に加わらん、と思ったら、また先に呑み始めてやがった!」
関羽「益徳の酒好きは、まったく変わらんな」
劉備「ま、それを言うなら俺たちもだ」
関羽「言えている」
劉備「じゃあ、もう一度誓うか」
関羽「さて、なんと」
劉備「生まれたときも死ぬときも違ったけども、これから先はずっと一緒だって、な」
関羽「玄徳にしては良い提案だ」
劉備「そうだろう。お前の提案にも勝るとも劣らんだろう」
関羽「うむ、そうだな」
お言葉をくれた方々も、読んでくださった方も、拍手ぽちっとしてくれた方も、
本当にありがとうございましたー!!
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