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いつでも腐女子日和

腐女子な管理人が送る、腐女子発言多々の日々のつれづれ。

イベント終わって思うこと

今日はちょっと真面目な話、
というか、思ったこと。

今回の(スタジオYOUの)イベントから、
R18指定の本を閲覧、購入の際には、
必ず年齢証明書の確認をするようにしてください、
と告知があったわけでして。

正直なところを言えば、
今までは完全に見た目で判断させてもらっていました。
というか、明らかに未成年、という方も含め、
ん? 微妙な年齢だなあ、と思う方が、
自サークルは訪れなかったせいなんですけども。
それに、やっぱり小説サークルで地味だし、
三国志というジャンル、というのも大きいと思う。
つまり年齢層が同人界でも高め、という印象があります。
これがジャンプ系とか未成年の人たちの参加が多いジャンルだったら、
私も自主的に始めていたかもしれないですが。
さらにぶっちゃけますと、
文字の表現だし、さらにその表現もかなりオブラートに包んであるし、
商業誌レベルにも達しないかなあ、という認識もあったのも事実。
R18表記は、そういう場面がちゃんと入っているのよ、
どうぞ安心して買っていって、というむしろ
大人のお姉さま方へのアピールぐらいのつもりでした。

たぶん、根底にあるのは、自分はちゃんとR18表記の本は、
18歳をすぎて(どころか二十歳になってから初めて)手に取ったから、
きっと他の人も守っているはず、
という言ってしまえば性善説、というか。
書い手のモラルに依存していた部分はあると思います。
(実際、活動を始めてすぐのころ、立ち止まってくれた方へ、
どうぞー、と声を掛けたら、あ、18歳未満なので、すみません、読めません、
とおっしゃったお嬢さんが居て、
やっぱりそういうものなんだなあ、という認識が植えつけられた)

ただ、昨今の同人界の情勢を見ていると、そうも言ってられないかなあ、
という感じで、やるべきなのかなあ、という思いもあったので、
丁度踏ん切りがついた、というべきか、と。

まあ面倒くさいですよ、そりゃあ。
売り手ではさほどではなかったんですよ。
仕事柄、年齢証明の提示はしてもらうことが多いので、
口上とか、確認する場所とか、全然戸惑わなかったんで、
これは意外に簡単だわ、と高を括っておりました。

ところがこれが買い手に回った途端、ですよ。
分かりました。
なにがって、中身をちょっとだけ確認のために見たい、
というときだって、
当然ですが年齢証明書を提示しないといけないんですよ。
R18表記と言ったって、基準が明確にあるわけじゃないから、
中を確認しないと、どの程度のR18なのかわからないじゃないですか。
しかも、イラストで書かれている表紙でも、
中は小説、とか当然あるし。
中が小説だとしたら、なお確認したいし。
(小説書きのせいか、小説本には変なこだわりがあるもので)
でも、そこまでして見せてもらって「あー、ちょっと違うわ」
と思ったときの気まずさ!
そして、さらに思ったのが、今回から年齢確認して売ってください、
という話になったにも関わらず、
本に「R18」と「○○円」としか書いておらず、
カップリング表記がない、とか。
上記の手間を踏まえないといけないのに、
開いたら全然興味のないカップリング、もしくは逆、だったら、
どーすんのよ、と思わずそんな表記をしているサークルさんの前で
(心の中で)つっこみつつしばし佇んだ買い手の私がいました。
もちろん反対に、R18部分を削って見本誌として置いてある
工夫されているサークルさんもいらっしゃいました。
(もっとも、私はそこを確認したいので、意味がなかったのですが……。
いやー、そこを求めていくので、うるさくてすみませんww)
売り手としてはさほどの手間ではなくとも
(まあ、弱小サークルであまり訪れる方が少ないからですけども)
書い手としては相当なめんどうくささがあるなあ、と実感した次第。

あと、私の販売時にはまったくなかったし、
年齢証明の提示を嫌がる人や、
年齢を隠したがって渋る人の相手には慣れっこなので、
あったとしても大して気にしないのですが、
売り手としても、そういうことがあったとき、気にしてしまう方がいるのだろうなあ、
と帰ってきて、色々な意見を覗いて思いました。
(それで今回、こんな思ったことを書いてみた次第)
もちろん、未成年者が年齢を偽って、
買えないから、と売り手に文句を付ける、というのは言語道断ですが、
中には、年齢を知られたくないから渋る、という人もいらっしゃるわけで。
私はどちらかといえば、年齢を人に言うのに抵抗がないほうなんですが、
当然、女性としては年齢が分かってしまう年齢証明の提示は、
相当抵抗があると思います。
それは分かります。
私も年齢はいいけど、体重は嫌だし(笑)。
でも、そこで渋って顔を曇らせてしまえば、
それは貴方が買おうとしている本の書き手さんの顔も
曇らせてしまうことになる、という点にも気付いてもらいたい。
あと、ようは18歳以上、ということが分かればいいので、
昭和の部分だけ見られるようにしておくとか、
今ならなんと、平成4年生まれまでは確実に18歳以上で高校生ではありません。
(げ、書いてて恐れ戦いたわ)
色々お互いに工夫して、楽しいイベント参加にしてもらいたいなあ、
と思ったわけです。
イベントは、売り手も買い手も【参加者】です。
お客さまはどこにもいない。
お互いに創意工夫していかないとなあ、と。

まあそんなことを思ったわけです。
そうしないと、私も安心してエロ書いて、売っていけないし(笑)。
そして、安心して買いに行けないし。

そんなことを、イベント終わったあとの色々な発言を見て、
思ったのでした。

1年に一回ぐらいは真面目な話をしてみるのでした。


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